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日曜日の朝、起きたらすごくいい天気だったんです。
天気予報では、一日中曇り、山間部は雨的な予報なのに、青い空、白い雲。
この時点で午前六時。
遠くまで行くのはアレだけど、家から一時間程度で登山口に着く皿ヶ嶺ならいいよね…と、思った時点で出掛ければ良いのに、朝ご飯を食べて、特に何処にも行く予定はなかったので荷造りしたりで、トッキュウジャーが始まる頃に出発。
天気予報ってすごいですね。曇って来ました。
通常でも曇る事の多い山バリアー東温アルプス(自称)は、既に国道からはかすんで見えません。
ダメだこりゃ。
一度家に帰って、その時点では晴れていた今治方面に再出発。
よーし、以前から行きたかった世田山に行ってみよう。

結論から言うと、やめとけば良かったですね。

世田薬師というお寺から登ります。
ブユに襲われます。
雨上がりでしめった山道ではありがちです。
がんがん襲われます。
虫除けスプレーは、正直役に立ちません。デーツ配合のやつです。
目の前の虫を、手で払うのが一番です。
嫌な昆虫を追い払う、牛の様なしっぽが自分にあれば!!
やっと湿った地帯を抜けると、そこそこ景観も良くて、さくさく登り世田薬師奥の院近くまで来ました。
そこで、奥の院までの近道(石段)と、世田山登山道(荒れてる)の選択を迫られます。
帰りは近道だな…と思いつつ、登山道に。
即、これ、渡って大丈夫なの?という一部が腐れ落ちた橋が出現。
まぁ、山ではよくある事ですが、こんな遊歩道とか銘打ってる低い山でこれですか。
支柱の釘を打ってある場所を頼りに渡りきると、シダと雑草の生い茂った道。
正直、登山の通常装備なら行くのですが、今日はなんちゃって装備です。
おまけに、昨日から雨が降ったのか、藪漕ぎ状態の道はびしょびしょです。
帰る!!
登山で最も大切な事。それは引き返す勇気。
何か、大阪豆ご飯描いてた人の漫画で「恋愛は登山と一緒、あかんと思たら引き返せ」という名言がありますが、わし、引き返し過ぎやろ…というくらい、山では引き返します。
だって、単独だもん。
こんな所で、数日後に発見されたくないので帰ります。(大げさ)
帰りも虫に集られました。
でもまぁ、帰りには世田薬師にお参りして、近所をちょっとぶらぶらして、割と楽しかったわたくしは、自分でも何かおかしいとは思います。
ここは、虫が出なくなって、他の山は雪で危なくなった冬頃に、また来ようと思ったです。
標高低いからね。
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連休中に、石鎚以外も石墨山に行ったりしたのですが、何か楽しくなくて、いらいらしながら下りたりしていました。
元々、植林の針葉樹林よりは、自然林の広葉樹の山が好きで、明るい感じの登山道が好きなのですが、石墨山も尾根に上がってからは明るい感じです。
ただ、割石峠までの道が、昔登った時より何となく荒れてた気がした。
割石峠から尾根までの急な登りは、しんどいけどつまらなくはなかったんですが、小石がごろごろしている下りの林道は、何となく嫌でした。
下りてから、ついでに行った滝の方が楽しかった。なぜだ。
そして、久し振りに伊予冨士に行きました。
これがまた、どうしてこんなにしんどいのかというくらいしんどくて、ちょっと歩いては止まりを繰り返し、通常の1.5倍くらい時間をかけてよれよれで登りました。
本当にどうしたんだ自分。
最後に、山頂までのきつい登りがあるんですが、何かその辺で急に、楽ではないけど楽しさが戻って来ました。
オカルト的に云うと、石墨山でいらいらしていた時に、なんかに憑かれてたのが、すぽっと抜けた感じですが、

わたくしはオカルト否定派です。

オカルトを信じていたら、一人で山歩きなんか出来ません。
体調が悪かった事にして、しばらく養生しました。
そして、皿ヶ嶺に行ってみました。
楽しかったから良し。
あとは、もうちょっと厳しい山でも楽しかったら、リハビリ完了です。
重要なのは、しんどいとかしんどくないではなく、楽しいか楽しくないかです。
楽しくなかったら、どうせ登ったら下りないといけない山になんか行かないわ。

それはそれとして。

皿ヶ嶺にも貴重な植物は色々ある様です。
あちこち歩き回っても、一向に花の名前が実物と一致しないのですが、目立つ植物はやはりあります。
「シコクカッコウソウはあれですか?」と尋ねられました。
いや…知らんよとは思ったのですが、別の場所で、ロープを張って保護されてたのを昨年見たので、おそらく貴重な植物なんでしょう。
登山道から少し見上げる斜面に生えているその花は、目立つピンク色でした。
斜面から花までの間は、撮影の為によじ登った人が多数居たのか、土がむき出しになっていました。
尋ねて来た人は、きちんと登山道からはみ出さないで眺めていたので、植物に詳しくなくて済みませんと思ったのですが、無理して斜面を上がろうとしている方も居ました。
大体はカメラオヤジだ。
別ジャンルで、たとえば乗り鉄とかはいい趣味だと思えるのに、撮り鉄って嫌だなと思う程度に、カメラオヤジに偏見があります。
自分だって昔、高校と専門学校で、温い感じではあるけどカメラの授業も受けたのに。
ファインダーを通すと人格変わるのかも知れませんが、温い自分には体感出来ないです。
そして、ピンクの花は帰ってから検索したらやっぱりシコクカッコウソウでした。
踏み荒らすカメラオヤジ以外の方は、鑑賞して満喫して欲しいと思いました。
自分は、別に花はどうでもいいですが。
石鎚に行って来ました。土小屋から。
快晴でいい気分です。
GW頃だと、いつもなら雪はほとんど残っていないのですが、今年はわりかし低い所から残雪があります。
 
まぁ、それでも、いい天気で暑いくらいです。
なんかの花(多分ショウジョウなんとか)を撮ったりして、のんびり登ります。

春霞もなくさわやかです。

でも、目的地の山肌に白い部分があります。

案の定、こんな感じです。
こんなのが続きます。

4月下旬に、滑落事故があった理由が良く分かりました。
積雪がひどい部分は、登山道を無視して直登している人も居ました。
そこまではしないけど、適当にショートカットして鎖の下まで上がっていたら、付いて来る人が居るじゃないですか。
やめてー!! ここは登山道じゃないのー。
もし、何かあっても、私のせいじゃないからね。
とはいえ、ちょっと下にある登山道も、わりかし怖い感じになっていましたが。

山頂は別に雪もなく、青い空、緑の山、とてもいい感じ。
残念だったのは、弁当に買って来たエビアボガドサンドのパンが、ぱさぱさしていた事くらいです。
しかし、例年なら雪はほぼ無いので、軽装の人も多かったです。
かなり雪が残っているので、とりあえず登山靴くらいは履いて来た方がいいです。
登山靴を履いて来てください。お願いします。


帰りもこんな感じです。


『三匹』で、何度も出て来た「殿の城」の設定上の山「腰折山」に登って来ました。
標高は214m。まぁ、小高い丘です。
小高い丘なので、服装はのびのびジーンズとユニクロのTシャツと雑貨屋で買った街着のブラウスという舐め切った態度です。
一応靴だけローカットのアウトドアシュース。
天然記念物の植物が自生している場所なので、開花するこの季節、入り口にはちっちゃいテントを張って、地元の人が受け付け的な場所を作っていました。
七折の梅祭りと似た様なテント(運動会とかで使用するテントのコンパクト版)だったので、入場料要るのかと思ったけど、人なつこいおっちゃんが話しかけて来るだけで、無料の上、リーフレットも貰えました。
パンフレットもあった様子ですが「さっき20人くらいの団体が上って行ったから、無くなった」との事。
入り口付近の路肩に、マイクロバスが停車していた理由が判明。
まー、わたくしも路肩にスズキバーディーを駐めたんですけど。

何年か前に、ロッククライミングの教室で来た時は、岩場にしか行かなかったんですが、当時よりずっと整備されている感じでした。
天然記念物を鑑賞する部分は。
とはいえ、野生のツツジとか色々見て回るには、少なくともスニーカー程度の足下は必要ですけど。

斜面に設置された簡易ベンチでサンドイッチ(昼ご飯)を食って、折角だからクライミング教室では行かなかった山頂まで足を伸ばしました。
植物観察道を越えると、普通に笹の茂った低山です。
一応、山頂まで行って、引き返す途中、分岐があったので少し行ってみました。
この先が以前クライミング教室で来た岩場だと思うのですが、記憶にあるより藪が巻いてて、途中で引き返しました。
もっと開けてた記憶があるんだけど、季節のせいなのか、最近クライミング教室やってないのか、その辺は謎です。
山頂は、笹と低木だらけで、特に展望はありません。
でも、山頂まで行けたからいいか。
標高214mとはいえ、こんな所まで宅配していた北島君と鯖は偉いね。

そして、天然記念物「エヒメアヤメ」が、思っていた大きさの約十分の一だったでござる。
何?このマイクロアヤメ。
リーフレット貰わなかったら、気が付かない大きさだよ。
剣山(徳島の)に行って来ました。思い付きで。
吐き気がするくらい遠かったです。
高速を降りてから、登山口までのアクセス道が。
登山リフトに乗ったので、山頂まではさくさく上がりました。リフト降りて一時間くらい。
地元の石鎚だとロープウェイですが、リフトだと待ち時間が無いのがいいですね。
リフトで時間を稼いだので、帰りは奥かずら橋と祖谷温泉を堪能して帰りました。
奥かずら橋は、野猿とかいう手動の乗り物にも乗れたり、祖谷温泉もケーブルカーで露天風呂に入れたり、色々と良かったです。
奥じゃない方のメジャーなかずら橋は、駐車場は全部有料でぼったくり感がありまくりでした。
でも、奥より混んでた。
そして、帰り道も別ルートだけど遠かったです。
石鎚スカイライン、長いよとか思っていたけど、全然マシでした。
祖谷蕎麦は美味しかったです。


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