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 先日寒風山に行って数日。
 思いの外暖かな山行きだったのですが、その後突然冷え込んだので、わくわくしながら月曜(定休日)を迎えました。
 とはいえ、遠くへ行くのも面倒なので、定番の皿ヶ嶺へ登る事にしました。

 皿ヶ嶺と言えば、手軽に登れる遊歩道的な登山道にもかかわらず、冬場は愛媛とも思えないくらいアクセス道路が雪に閉ざされ、登山口までたどり着けない、冬限定で近くて遠い山です。いや…近いんですけどね。
 旧ブログで書きましたが、雪の中で身動き取れなくなったワゴンRを、地元のおっちゃん達に救出してもらった恥ずかしい思い出があるのですが、今回のわしは違います。
チェーンーーー!!(某エモンの秘密道具風に)
 そう、車のリニューアルに伴って、チェーンを買ったのです。
 以前乗っていたワゴンR(初期型)が、いつまで乗るか分からないくらい旧型化してしまったので、チェーンの購入をためらっての、昨年の救出劇なのですが、今回は同じワゴンRでも新型です。中古だけど…
 迷わずチェーンを買いましたさ。
以前のワゴンRとタイヤサイズが同じでした。
 さっさと買っておけば良かった。

 登山口までの道は、車の踏み後はあるものの、シャーベット状の雪が固まり、そこそこ怖い状態です。
 シートの下に積んであるチェーンを心の支えに、どうにか登山口まで辿り着きました。(心を支えてないで早くタイヤに巻けよ…)
 登山道は、平日なのにもう踏み跡があり、特にアイゼンとか付けてない足跡なので、こっちも安心してざくざく登ります。
 人間以外にも、猪とかイタチっぽい踏み跡もありましたね。
 雪もさらさらしていて、イボ付き軍手と、大して撥水効果のないパンツにスパッツを付けただけで登ったのですが、付いた雪はちゃっちゃと払っておけば、別に着た物が濡れることもなく、快適に歩けました。
 登りは少し時間がかかりましたが、下りは雪道だと膝への負担が少なく、割と楽に下りられました。
 そして帰りも、チェーンは心だけ支え(出すの面倒だった)下界に下りると小春日和でした。
 家に帰り、先日買ったデスノートを読んで寝ました。
 ちょっとびっくりするラストでした。
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 石鎚山に行く予定でした。
 11月中に、今度は表参道(西条から登山ロープウェイで中腹まで登るルートだが、前回行った石鎚スカイライン経由より、歩行時間は長い。おまけに駐車料金とロープウェイの往復運賃まで必要な、さすが表参道な構成なのだ)から登ろうと思っていた矢先、天候不良が続いた。
 ま、そのくらいは良くある事だ。
 別に雨が降っていなければいいやとか思っていた矢先、職場で天井を拭いていて、脚立から転落しました。
 翌日は山登り日和だったのですが、大事を取って山に行くのは中止…というか、脚立から気軽に落ちる人が、山に登ってていいのか。
 そんなこんなで大事を取っているうちに、もう、12月です。
 表参道はともかく、石鎚スカイラインコースは、冬季につき道路が封鎖されます。
 その他色々林道関係も12月に入ると、雪もないのにいきなり封鎖です。

 そういう訳で、寒風山に行って来ました。
 どういう訳かと言うと、ここの登山口は、石鎚スカイラインとか瓶ヶ森林道とか上林峠と違って、冬になっても封鎖れてないんですね。

 事故って廃車になった愛車スズキワゴンの後継車スズキワゴンR(新型…でも中古)で、登山口へ…

 急にえぐい登りになる事は知っていたので、特に驚きはしませんでしたが、どすどすという足音と共に、ロマンスグレイの老紳士が軽やかにわたくしを追い抜いて行ったので、山で出会う年配の方は、全くいたわらなくて良いというか、こっちがいたわられる度100パーセントの法則、ここでも健在で確定。
 事前にきびしい登りだと知っていたせいか、それほどきついとは思わないで、桑瀬峠まで来ました。
 ここから寒風山へ行くか、伊予富士へ行くか、分かれるのですが、伊予富士方面には、もう、ばりばり霧(下界から見ると雲)が巻いてました。
 ま、わしはどっちみち今日は寒風山に行くんですが。

 空は快晴ですが、北側の斜面には今月初めの頃来た寒波の名残で、まだ樹氷が付いているという、景色も天候も美味しいとこ取りの上に、傾斜はきついけれど迷う様な場所は全くない安心設計な登山道で、何事もなく頂上まで上がりました。
 山頂に着く少し下で、先ほどの老紳士がすでに下りてきて「もう少しだからがんばってください」とか、励まされてしまった以外は、特にネタにする様な面白いハプニングも無く、山頂でのんびりして、下りて来ました。
 そうそう面白ハプニングがあっても、わしも困るんですけどね。

 帰りは、登山口の近くにある道の駅木の香の温泉に入って帰りました。
 空いててきれいだし、景色も申し分ないけど、600円は高いと思うのは、温泉激戦区に住んでいるせいでしょうか。
 ウッドデッキの露天風呂がええ感じなので、暖かくなってからまた来ます。
 なんとなく、今まで買うのをためらっていたデスノートの最終巻をを買って帰宅。
 疲れたので読まないで爆睡。
 犬です。
 前回足を痛めた犬は、その後少しだけ良くなっていたのですが、店が暇な時間に三人がかりで可愛がっていたら、興奮して全力疾走し、元の木阿弥になってしまいました。

 それはそれとして、昨日の休み、皿ヶ嶺に行って来ました。
 本当はもっと歯ごたえのある山に行きたかったのですが、昨晩夜中まで、ビールという名の発泡酒を飲みつつ職場のホームページを手直ししていたので、早起きは無理。ていうか、一回起きたけど寝ました。
 しかし、この後歯ごたえのある展開になる事を、わしはまだ知らない。
 11時頃風穴を出発し、山頂まで登って、少し下にある竜神平まで下りたのが1時頃、まだまだ歩き足りないので、上林峠を越えて、時間があれば陣ヶ森まで行ってみようと、晴れ渡る空の元、さわやかな高原を歩き始めた次第です。
 本当になだらかな林の中を、さくさくと歩きました。
 しかし、皿ヶ嶺と陣ヶ森は、隣同士とはいえ全く別の山。こんなになだらかに移動したツケは、いずれ払わねばならないのでした。
 突然現れた木の階段を、わたくしは何気なく下り始めました。
 しかしそれは、先が見えない様にどこまでも続きます。
 実は、普通の山道よりも階段とか木道とかの人工物で出来た登山道が苦手なわし。
 以前膝を痛めたり足を痛めたりしているので、自分のペースで下りられない人工物はけっこう足に来ます。
 それでも階段があまりにも遊歩道的な作りなので、ついつい下り続けてしまうわし。
 後から来た初老のおっちゃんと若いおねぃさんの二人連れ(親子?)にも追い抜かれ、膝をかばいつつ下り切れば、そこはとりあえずの目的地、上林峠。
 峠と名前が付いているので、そこまで標高を下げる予定ではなかったのですが、ここで初めて地図が出ます。
 ていうか、最初からザックには、登山するなら持ってなきゃ…の、1:25,000地形図が入ってはいたのですが、あまりにも来慣れた皿ヶ嶺なので、確認していませんでした。
 あぶねぇ、こういう油断が、遭難に繋がるんだ。(そんな大層な山じゃありません)
 時間は2時ちょっと前。陣ヶ森は、視覚としては目の前ですが、山の2時は夕方だー!!
 引き返します。
 大した知識も登山歴もなく、体力も運動神経もにぶいわたくしが、毎回無事に帰宅するのは、この、引き返す勇気全開のおかげです。
 しかし、引き返すと言っても、あの階段をまた上らなければなりません。ちょっと引きます。
 幸い、風穴の登山口から少し下に下りるルートがありました。
 喜々として下り始めるわしの目前に不吉な張り紙。
「この先は登山道が崩れているので、なるべく通行しないでください」
 迂回路の地図もありましたが、途中まで行って、少し不安になったので、元来た道を戻る事にしました。
 大変な階段です。
 こんなに階段を登ったのは、昔バイクに乗っていた頃、香川県の金比羅さんに行って以来です。
 しかし、登りというのはしんどいですが、思いの外下りより膝への負担は軽く、登り切ってしまえば楽な登山道です。
 竜神平に戻り、持って来たおにぎりとインスタントのみそ汁を、お湯を沸かして飲む事にしました。
 固形燃料の簡易ストーブはありましたが、いくら探してもライターが出て来ません。
 むっつりと冷えたおにぎだけむさぼっていると、足下に、先日石鎚に登った時にも見た、世にも変な蜘蛛がうろうろしています。
 何か、あさりよしとおのマンガに出て来そうな蜘蛛。
 早々に下山して、爆睡。

 翌日も休みだったのですが、結局だらだら寝続けてしまい、夕刻一緒に出掛けた友人の亜天に、山へ行った話をした後、最近疲れやすくてとか言ったら、車の運転が困難になる程笑われました。
 でも、超こち亀が買えたからいいです。

 帰宅してまただらだらしていたら、お前の家のガキにガン付けられたとかいうねちねちした苦情電話がかかって来ました。
 昨日、20回以上コールする電話を、眠いのでシカトしていたのですが、こいつかも知れません。
 大体、家にはガキなど居ませんが、そんな個人情報をばりばり暴露するのも不安なご時世。
 適当に受け答えしていましたが、むかつくので口調が悪くなるわし。
 このままでは「死ねぼけぇ」とか言い出しかねないので(わしが)大人の対応が出来る内に電話をやさしく切って(本当はぶち切った上に、うざいのでモジュラージャック引き抜きました)無かった事に…。
 さすがに日付も代わり、とうに夜半も過ぎて、もういいだろうとモジュラージャックをさしたら、かかって来やがったんですよ、さきほどの因縁ツケ電話が。
 大体、ガン付けられただけでお電話って、お前は怖いと死んじゃうウサギちゃんか!
 名前すら名乗らない相手に、さすがの穏和で心優しいわたくしも(すいませんウソです)慇懃無礼な対応を維持出来ず、汚い言葉で罵って電話をぶち切りましたが、こちらの電話番号をしられている上、これから行くぞとか言われると、心穏やかではありません。
 乱入してきたらぶん殴る為に、玄関脇に鉄の棒を設置しました。
 オラ、わくわくして来ただ。

 その時点で、電話口に怒鳴るわしを聞きつけ起きて来たパパに止められました。
 とはいえ、パパもわしの父親。
 見た目とは裏腹に、決して穏和な性格ではないはずです。
 あれから一時間以上…別に誰も現れません。
 ほっとする一方、どこぞのバカを棒で殴り倒したあげく「怖かったから夢中で」とか言って泣けば許される状況を逃したのは少し残念です。
 でも、この話題がまだ続くと、何かめんどくさくて嫌だなぁとは思います。
 続かない事を期待してください。
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