書いた記事がうかつに変なボタン押して消えたので、更新していませんでしたが、一週間前堂ヶ森に行って来ました。
有名な方のルート「梅ヶ市」から行けばいいものを、登山口が若干家から近いというだけの理由で、ガイドブックでは少しコースタイムが長いと書かれている「保井野」から登ってしまいました。
登山口には立派な駐車場完備で、初めて見るバイオトイレまで設置されていますが、車は一台も停まっていません。
こんな気温が30度越える真夏の平日に、マイナーな方の登山口から登るアホはわし1人という事なんでしょう。
石鎚とか皿ヶ嶺だと、平日でもそこそこ人が居るので、ああ、平日で空いてて良かったと思うのですが、ここまで閑散としていると、軽く不安を覚えます。
おまけに登山口からしばらくは、変な古タイヤのバリケードと柵が続き、更に人心を暗に陥れます。(どうやら牧場跡らしいです)
柵が切れると今度は植林が続き、自然林に入ってからも、うんざりするくらい登りが続きます。
暑い日なので、日陰の森の中をずっと行けるのはラッキーなはずですが、だんだん飽きて来ます。
疲れるとかより、何かいらいらし始めます。気が短いんじゃよ、わしは。
もっと変化に富んだ景色が見たい…というより、そろそろ見晴らしの良い稜線に出たい…と思い始めて一時間、やっと見晴らしの良い場所に出ます。
ただ、そこへ出る直前に、胸まである笹をかき分けて行かなければなりません。
ええと…これ、道?
周囲より少し笹がへこんでいて、かき分けると地面には踏み跡があるので道です。
ぼりぼりかき分けて、やっと梅ヶ市からの登山道との合流点に出ます。

ヤフオクで手に入れた中古のGPSは、何かぬるい登山しかしてないわしには、あり得ない標高差を示しています。
ここからは山頂が見えますが、笹はそこそこ深く、路面が見えないので、杖で笹をかき分けて地面の段差を確認しつつ山頂を目指します。

平地からも見えるマイクロウェーブ反射板の下が山頂です。
ところで、マイクロウェーブ反射板って、何?
登山のガイドブックには、これがマイクロウェーブ反射板だという事実は記載されてても、マイクロウェーブについての解説はありません。
まぁ、登山のガイドだし、マイクロガイドじゃないからな。
ここで初めて、本日わし以外の登山者に会いました。
おいちゃん二人連れで、保井野から来たのかと聞かれました。
聞かれたくらいだから、梅ヶ市から来たと思われますが(保井野登山口にはわしの他に車は停まってなかったし)梅ヶ市の方も、こんな真夏日の平日はがらがらなのかも知れません。
山頂までは、見えている割に時間がかかりましたが、無事、マイクロウェーブの下まで到着し、少し写真を撮って、持ってきたパンを食う事にしました。

今日は、固形燃料のストーブとインスタントスープも持ってきたので、充実した昼飯を食う事が出来ます。
とりあえず、カレーパンを二口ほど食べた時、思い切り近くで、雷が鳴りました。
感覚としては近くとはいえ、この程度ならそこそこ距離はあるのは分かりますが、雷の移動は早い、おまけに霧も巻いて来た。帰ります。
カレーパンを犬食いしながら、下山します。
ああ、カレーパンを犬食いしたのは、今年の初めに石鎚に登って以来だ。
ぼりぼりと笹をかき分け、最速で下山を目指しますが、実はこの登山道、傾斜がそこそこ急なのに、路面に砂利が浮いてて、しかも踏み固められて無くて、じゃりじゃりです。
登る時にも、ああ、下り大変そうだな…とは思っていたのですが、思っていた三倍くらい、疲れた体には大変で、何度スリップしかけた事か…。
こんな道で疲れたまま下り続けると、いつしか変な歩き方になります。
どう変かというと、月刊アフタヌーンで連載している「世界の孫」の主人公みたいな歩き方になってしまうんです、チコチコ。
道すがら、痴漢に襲われた女子高生の悲鳴の様な叫び声が何度も聞こえます。
こんな山奥に痴漢と女子高生が同時に存在する訳がないので、きっと猿か何かでしょう。
更に、登山口近くの牧場跡まで降りた時、ブォーッという鳴き声がすぐ近くで聞こえ、直後に藪をバリバリかき分けて何かが走り去る音がしました。
猪?
走って降りたい気分ですが、こんな疲れている時に走って、怪我でもしたら困るので、努めて普通に下ります。
登山口まで下りて、正直ほっとしました。
もう、当分ここから登る気はしません。
次は梅ヶ市から普通に登ります。
その後ですが、筋肉痛が一日とか二日とか遅れて出る様になるとやばいと聞きますが、即出た筋肉痛が四日も続くのは、別の意味でやばいかも知れません。
四日間、かくかくした異常な動きで仕事してました。
一週間経ったので、今日は皿ヶ嶺の竜神平まで、軽く登ってみました。
ああ、ここは下りでもざりざり滑らないし快適だ。
たまに、女1人で山に行ってると、すごいとか偉いとか言われる事がありますが、単に無謀なだけなのは、本人も分かっているので、あまりその辺は突っ込まないでください。
ただ、風穴から竜神平まで行くくらいでそんな事言われる筋合いはないと思います。
思いますが、竜神平で思い切り携帯で話し込んでいたわしは、写真撮影に来ていた単独のおっちゃんから見ると、感じ悪いやつだったろうなぁ…と、反省はしてます。
でも、おかげさんで夕方から友人と楽しい時間を過ごせたので、結果オーライ。
有名な方のルート「梅ヶ市」から行けばいいものを、登山口が若干家から近いというだけの理由で、ガイドブックでは少しコースタイムが長いと書かれている「保井野」から登ってしまいました。
登山口には立派な駐車場完備で、初めて見るバイオトイレまで設置されていますが、車は一台も停まっていません。
こんな気温が30度越える真夏の平日に、マイナーな方の登山口から登るアホはわし1人という事なんでしょう。
石鎚とか皿ヶ嶺だと、平日でもそこそこ人が居るので、ああ、平日で空いてて良かったと思うのですが、ここまで閑散としていると、軽く不安を覚えます。
おまけに登山口からしばらくは、変な古タイヤのバリケードと柵が続き、更に人心を暗に陥れます。(どうやら牧場跡らしいです)
柵が切れると今度は植林が続き、自然林に入ってからも、うんざりするくらい登りが続きます。
暑い日なので、日陰の森の中をずっと行けるのはラッキーなはずですが、だんだん飽きて来ます。
疲れるとかより、何かいらいらし始めます。気が短いんじゃよ、わしは。
もっと変化に富んだ景色が見たい…というより、そろそろ見晴らしの良い稜線に出たい…と思い始めて一時間、やっと見晴らしの良い場所に出ます。
ただ、そこへ出る直前に、胸まである笹をかき分けて行かなければなりません。
ええと…これ、道?
周囲より少し笹がへこんでいて、かき分けると地面には踏み跡があるので道です。
ぼりぼりかき分けて、やっと梅ヶ市からの登山道との合流点に出ます。
ヤフオクで手に入れた中古のGPSは、何かぬるい登山しかしてないわしには、あり得ない標高差を示しています。
ここからは山頂が見えますが、笹はそこそこ深く、路面が見えないので、杖で笹をかき分けて地面の段差を確認しつつ山頂を目指します。
平地からも見えるマイクロウェーブ反射板の下が山頂です。
ところで、マイクロウェーブ反射板って、何?
登山のガイドブックには、これがマイクロウェーブ反射板だという事実は記載されてても、マイクロウェーブについての解説はありません。
まぁ、登山のガイドだし、マイクロガイドじゃないからな。
ここで初めて、本日わし以外の登山者に会いました。
おいちゃん二人連れで、保井野から来たのかと聞かれました。
聞かれたくらいだから、梅ヶ市から来たと思われますが(保井野登山口にはわしの他に車は停まってなかったし)梅ヶ市の方も、こんな真夏日の平日はがらがらなのかも知れません。
山頂までは、見えている割に時間がかかりましたが、無事、マイクロウェーブの下まで到着し、少し写真を撮って、持ってきたパンを食う事にしました。
今日は、固形燃料のストーブとインスタントスープも持ってきたので、充実した昼飯を食う事が出来ます。
とりあえず、カレーパンを二口ほど食べた時、思い切り近くで、雷が鳴りました。
感覚としては近くとはいえ、この程度ならそこそこ距離はあるのは分かりますが、雷の移動は早い、おまけに霧も巻いて来た。帰ります。
カレーパンを犬食いしながら、下山します。
ああ、カレーパンを犬食いしたのは、今年の初めに石鎚に登って以来だ。
ぼりぼりと笹をかき分け、最速で下山を目指しますが、実はこの登山道、傾斜がそこそこ急なのに、路面に砂利が浮いてて、しかも踏み固められて無くて、じゃりじゃりです。
登る時にも、ああ、下り大変そうだな…とは思っていたのですが、思っていた三倍くらい、疲れた体には大変で、何度スリップしかけた事か…。
こんな道で疲れたまま下り続けると、いつしか変な歩き方になります。
どう変かというと、月刊アフタヌーンで連載している「世界の孫」の主人公みたいな歩き方になってしまうんです、チコチコ。
道すがら、痴漢に襲われた女子高生の悲鳴の様な叫び声が何度も聞こえます。
こんな山奥に痴漢と女子高生が同時に存在する訳がないので、きっと猿か何かでしょう。
更に、登山口近くの牧場跡まで降りた時、ブォーッという鳴き声がすぐ近くで聞こえ、直後に藪をバリバリかき分けて何かが走り去る音がしました。
猪?
走って降りたい気分ですが、こんな疲れている時に走って、怪我でもしたら困るので、努めて普通に下ります。
登山口まで下りて、正直ほっとしました。
もう、当分ここから登る気はしません。
次は梅ヶ市から普通に登ります。
その後ですが、筋肉痛が一日とか二日とか遅れて出る様になるとやばいと聞きますが、即出た筋肉痛が四日も続くのは、別の意味でやばいかも知れません。
四日間、かくかくした異常な動きで仕事してました。
一週間経ったので、今日は皿ヶ嶺の竜神平まで、軽く登ってみました。
ああ、ここは下りでもざりざり滑らないし快適だ。
たまに、女1人で山に行ってると、すごいとか偉いとか言われる事がありますが、単に無謀なだけなのは、本人も分かっているので、あまりその辺は突っ込まないでください。
ただ、風穴から竜神平まで行くくらいでそんな事言われる筋合いはないと思います。
思いますが、竜神平で思い切り携帯で話し込んでいたわしは、写真撮影に来ていた単独のおっちゃんから見ると、感じ悪いやつだったろうなぁ…と、反省はしてます。
でも、おかげさんで夕方から友人と楽しい時間を過ごせたので、結果オーライ。
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