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数日前の12月2日、アウトドアショップの某パルフィールド(某じゃないだろ)主催のトレッキングで、南予の滑床渓谷付近にある三本杭に行って来ました。
三本の杭…それは「努力」「友情」「勝利」少年ジャンプの基本設定です。
もちろんウソです。
本当は三つの藩の境界の杭があったからだそうです。
滑床渓谷には、昔バイクを乗り回していた頃、ツーリングで行った事があります。
登山用のガイドに載っているくらい奥まで、ライダーブーツで歩いて登りました。
ああ、若いってけだものの様にすばらしくバカだなぁ…。
しかし、ステキなバカなのは若さのせいではない事を思い知るのだった。

まず、参加者5人の内2人が風邪を引いています。
まぁ、多少の風邪くらいなら仕事を休んだりする人はあまり居ないですし、仕事に行ける程度の風邪なら、山にだって行くぜ。わしなら行きます。(単独でなければ)
でも、そんなバカはわし1人で充分だー。
とか、憤るわたくし自身が、前日、仕事が終わるのが遅く、家に帰って風呂に入って準備して寝たのが二時過ぎ。六時半集合なので、三時間半くらいしか寝てません。
バカだ…バカの顔だ…わーっはっはっ…と、片眉を剃り落とした空手バカ一代の様に笑いつつ出発。もちろん、朝飯は移動中の車の中で昨日買ったコンビニのサンドイッチ。
昼飯もコンビニのおにぎりです。
きっとみんな手作りのおにぎりを持って来てるだろうけど、いいんだ。冬場の冷えたおにぎりは、コンビニのやつの方が手作りより美味しい。

黒尊スーパー林道の鹿のコル登山口から、鬼ヶ城とか大久保山とか八面山とか、色々と山を通過しつつ三本杭に向かいますが、立て看板が無かったら、山頂とは分からない山が多いです。
今回は、前回参加した中級コースではなく初級コースのせいか、あまりしんどい登りもなく、落葉して日差しの良く通る様になった自然林を気持ちよく歩いて三本杭へ。(名前からは分からないと思いますが一等三角点のある山頂です)
三本杭山頂は、ぺんぺん草も生えない様なハゲ山でした。
鹿の食害という話もありますが、鹿どころかクラウザーさんだってそんなに貪欲じゃないだろ、何だこのハゲは。

予定では来た道を引き返すコースでしたが、ここで皆に余力があるので、滑床渓谷の入り口方面に下山口を変更。
ガイドのご夫妻の旦那さんの方が、鹿のコル登山口まで1人で引き返し、滑床渓谷入り口万年橋まで車を回すという、悲しい役回りを担う事になった。
前回笹ヶ峰に行った時、まだそこそこ暖かかった季節、タオルを使っている皆とは一線を画し、時折ポケットからハンカチを出して汗をぬぐっていた姿を見て、王子というお年頃でもないし、心の中で密かに「ハンカチ大王」と呼んでいたのは秘密だ。
こんな事を書いてしまった以上、ブログやってるなら教えてと言われたURLは、絶対教えられなくなってしまった。バレたらM78星雲に帰ります。(ウルトラ?)

ステキな自然を満喫しながら万年橋に辿り着くと、丁度大王様が車を回してきた所でした。
下山後のクールダウンの体操をしていると、女子供にはナメた態度を取るとウワサの、滑床渓谷の猿が近付いて来ます。
猿を威嚇する大王様、びびる猿。勝ったらしい。
いいなぁ…わしも今度猿と直面したら、びしっとケンカを売ってみたいです。猿好きの友人Sハナは、きっとそんなわたくしを非難すると思うけど、心根が動物なので、自分以外の野生動物には、舐められたくない、出来れば勝ちたい、それもガン付けるだけで勝利する伝説のヤンキーの様になりたい。

何を目指して山に行っているのか分からなくなりかけましたが、帰りには温泉に入り、充実した山行きでした。
そして今回、山に行ったのに一枚の写真も無いのは、デジカメのバッテリーを充電し忘れて、そのまま出掛けたからです。
充電って、大事ですね。

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