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P2220032.jpgそんな訳で続きなんですが、約一ヶ月前の出来事を今頃書いている雪山登山教室です。
今回は三回目の話です。
去年の初めに一回目に出て、今年、二回目と三回目に参加したので、来年辺りには終了出来るといいなぁ…という(全部で五回)雑な感じの参加状況です。

前回、水はそんなに要らないと分かったので、荷物の減量にはなりましたが、今回はスコップを持って行かなくてはならないので、結局前回と同じくらいの重さです。
何でスコップが要るかというと、雪の斜面に穴を掘ってそこで寝るからです。

前回同様、よろよろと重いザックを背負って登っていましたが、途中、腰のベルトを締める位置が違っていると分かって、調整し直します。
物凄い楽です。
そう言えば、このザック(某オスプレーの黄色と黒の66なやつ)を買う時、10キロくらいのウェイトを入れて試着したんですが、その時は全然楽だったはずです。
ああ、今までの苦労は何だったんだ。

…と思ったのもしばらくの間。
結局同じ重さなので、じわじわ効いて来ましたが、何とか宿泊場所までたどり着きました。
土小屋コースと合流する鳥居の辺り…と言っても、行った事無い人は何だか分からないはずですが、まぁ、前回テント張った場所よりはかなり上です。
避難小屋状の物はあるのですが、今回の目的は雪洞泊なので、各自スコップで穴を掘ります。
中々楽しいです。
狭いながらも楽しい我が家か出来上がったら、全員避難小屋に集合です。
晩メシ、そして、あまり早く雪洞に入っても寒くて寝られないので、夜遅くまで酒で自分を分からなくしてから寝るという名目の基、また飲み会です。
どういう集まりだ、ここはー。まぁ、飲むけど。
雪洞はけっこう暖かく、よく寝られました。

翌朝、腕時計のアラームで予定の時刻に目覚めたわたくしは、ツェルトで塞いだ入り口から出ようとしましたが、出られません。
夜の間に降り続いた雪が、びっちり入り口を埋めていたのです。
一瞬、ケータイで助けを呼びそうになりましたが、気を取り直して雪掻きして脱出。
雪掻きして脱出したのは、昔、雪の黒森峠でバイクで立ち往生して以来ですが、あの時は自分が埋まってた訳じゃないからな。
冬眠から覚めたカエルの様に穴から這い出しますが、外はマイナス14度です。四国なのに…。
今日は、前回の様に滑落停止訓練とかではなく、ガチンコで山頂まで登ります。
山頂というのは、頂上山荘と神社があって、暖かい季節には皆がお弁当を広げている、あの山頂ではなく、物の写真とかに良く出て来る、ぼりっと三角に尖った頂点の所の石鎚山頂です。
しかも東陵コースという、岩場がきっつい方から登ります。
天候は吹雪。
危険な場所は、ロープとハーネスで自分を確保して進んで行きますが、足元があんまり見えません。
実は、今年の正月に御来光登山で(曇ってて御来光は見えませんでしたが)来た時から、ちょっと困ったなぁとは思っていたのですが、メガネが雲って辺りがほとんど見えないんです。
去年来た時も、もちろんメガネは曇ったのですが、今年程ではなかったんです。
なぜなら、去年かけていたのは、違うメガネだからー。
昨年、温泉のサウナでぼりっとメガネを割ってしまった事は、以前書きましたが、その時作り直したメガネは、今風のレンズが小さくてぴたっとしたやつで、どうやら前のメガネよりも曇りやすい様です。
更に、わしはメガネが曇りやすい体質らしく、周囲のメガネの人は平気なのに、1人で行動不能なくらい曇っています。
体温が高いとかではなく、少し運動すると、すぐに体が温かくなる、普通に生活するには大変有難い体質のせいなんですが、今、そのせいで死にそうです。
何で死にそうかというと、すごい急な斜面を横切っていて、雪の斜面につま先を蹴り込んで足場を作り、ピッケルで自分を確保しつつじりじり進んでいるのですが、普通の表現をすれば「崖」みたいな所をアイゼンとピッケルでひっかかっているだけなのに、足元がほぼ見えていません。
何で見えないかというと、マイナス14度とかだと、一度曇ったメガネは、その場で氷るので、すりガラス状になってしまうのです。
マイナス5度くらいなら、手袋の指先で軽く拭いてやれば、すぐに視界が回復するのですが、こうなるとメガネを外し、防寒用の手袋も外して、薄いアンダーグローブの指先でつまんでごりごり拭き取らないと、元に戻りません。
しかも、そんな苦労をして回復した視界も、雪山登山はかなりハードな運動…あたたまりやすく、おそらく人一倍水蒸気を発しているせいで、あっという間にすりガラスに後戻りです。
ああ、こんな天候で、しかも雪山用じゃない登山靴を履いているくせに、指先からつま先までほかほか暖かくて、そのせいで滑落しそうな自分。
そうして、もう1人のメガネ、クライミングナースも、わしの様に曇り切ってはしまわなかったが、レンズがフレームから外れるという、より深刻な事態に陥り、ガムテープでレンズを貼り付けて雪山を往く事に…。
ただでさえ体力が劣っているのに、足元が見えない事で更にかさむ疲労と心労の中、わしは思った。
メガネじゃダメだー!!!
平地に帰ったらコンタクトレンズを作ろう。そうしよう。
そして、目元が心許ない時は、サングラスをかけよう。

あれから一ヶ月弱。
その後の日常生活や、梅祭り(砥部の梅畑でやってるお祭り)で梅山に登ったり、皿ヶ嶺に行ったりする分には、メガネで全然大丈夫ですが、先日やっと目玉医者に行ってコンタクトを処方してもらいました。
メガネがないのに物が見えるのは、すごい違和感があります。
だって、メガネは体の一部だから。
山以外にも温泉とか行く時便利そうなので、まだ体の一部ではないですが、ぼちぼち使っていく事にします。
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